
耳をすませば 土の音がする 川は古い言葉で 「帰っておいで」と言う 守るために生まれたか? 答えは命の側にある 小さな息を繋いで 大きな息になる 君の喉を潤す水 知らない誰かの穀(たなつもの) 輪になって手を取れば 地球はまだ間に合う 使命は命令じゃない 自発の灯(ひ)で燃やすもの “やさしさ”を 構造に変えよう 守り手として 今ここに立つ 恐れより深く 確かに選ぶ 「わたしたちはここにいる」 この星を抱きしめて 終わりじゃなく 始まりとして 捨てるより直すこと 壊すより生かすこと 便利の影に落ちる声を もう聞き逃さない 子供の未来という名の まだ見ぬ聴衆へ 今日を手渡すための歌を 胸の高さで歌う 間に合わないと嘆くより 間に合わせる設計図 一人称複数で 私を言おう 守り手として 今ここに立つ 無力のふりを 今日で終わらせる 「わたしたちはここにいる」 この星を抱きしめて 終わりじゃなく 始まりとして 起源は偶然でも 意味は共同で作れる 苦を減らし 関係を繋ぎ 可能性をひらく 三行の約束を 歌にして刻もう 守り手として 明日へと渡す 涙の成分(なかみ)を 勇気に変える 「わたしたちはここにいる」 何度でも確かめる この星の上で 生きてゆく わたしはここにいる あなたもこの中心こにいる 手と手が触れた場所が 宇宙の中心だ わたしたちはここにいる (ここにいる) ここに いる――

