
白いノートのすみで
[Intro] 静かな午後 教室の窓 光の粉が ゆれてたね [Chorus] あなたの笑顔は 白いノートのすみで やさしい字で 「大丈夫」って書いてくれる うまく笑えない 雨の日のわたしにも ひとつひとつ あたたかく丸をくれる人 [Verse 1] 日直のチョークが折れた それだけで 泣きそうで 靴箱までの短い道 なんだか遠くて 「おはよう」って声をかけて ふいにとなりを歩く それだけで胸の音が 少し静かになる [Chorus] あなたの言葉は 窓をひらく風みたい 固まってた雲 そっとほどけて青になる 理由なんてまだ ちゃんとわからないけれど 世界ごと すこしだけ軽くなる [Verse 2] ペン先 止まった問いの番号 ノートの端 埋める落書き 見えないふりしてわたし ページをめくるふり 「ここまで一緒に考えよ」って ゆっくり線をひく指 その横顔 見つめてる 目が合うたび そらしてしまう [Pre-Chorus] 好きって言葉 まだこわい でもね たぶん いちばん会いたい人は いつも あなた [Chorus] あなたのやさしさは 薄い絆創膏みたい 痛いところを 探さずにそっと覆ってくれる うまく歩けない 帰り道のこころも ほどけないように 静かに包んでくれる [Verse 3] 放課後の黒板消しの粉 夕焼けとまざりながら 二人きり 広すぎる部屋 笑い声だけ ひびく 「ねえ 将来の夢とか」って 少し照れて聞くあなた うまく言えない未来より 今の時間が 消えないでほしい [Pre-Chorus] 手と手のあいだにある 短いきょりが このままずっと 長く続けばいいのに [Chorus] あなたが隣にいる ただそれだけの今日が すこし不器用な 物語をやさしくする 涙になりそうな 出来事も増えてくけれど 思い出に変わるまで そばにいてほしい [Bridge] つよくならなきゃって ひとりきりで決めてた だけどいま わかったよ 寄りかかってもいいんだね 「大丈夫?」と聞くあなたに 「うん、大丈夫」と笑うけど ほんとはその声が 大丈夫をくれる [Chorus] あなたの笑顔は 白いノートのすみで 消えないインクで 「ここにいるよ」と書いてくれる 迷いそうなときは そのページひらくだけで 胸の奥 ほどけてく あたたかいひかり [Outro] チャイムの音が 遠くに消えて ふり返るたび あなたがいる いつかこの日が 思い出になっても 同じ空の下で そっと笑っていて (ありがとう) と 声にならないまま 今日もまた あなたを想う

