
[Verse 1] なぁ、クソじじい まだそっちでもバカバカタバコ吸ってんじゃねぇだろうな? もう灰皿ねぇぞ こっちに置いてったやつ 誰が片付けたと思ってんだよ 酒くせぇ部屋 シミだらけの服 形見の帽子だけは残してるよまだ 何回言っても行かなかった病院 「俺は大丈夫だ」それ何回言ったんだジジィ その根拠のない大丈夫 最後まで信じてやがったな バカだろほんと 好き放題やってから 肺に水たまって逝っちまうんだよ [Pre-Chorus] 周りが心配しても ヘラヘラ笑いとばしやがって カッコつけんなよ 強がりジジイ ジジィとババァの最後の会話忘れねぇよ 「おじいちゃん大丈夫?苦しいの?百十番やな」 「一一九やー」って 死に際まで漫才かよ [Chorus] そっち着いたら文句言うからな 覚悟しとけよ 酒飲みすぎだって タバコ吸いすぎだって 散々怒鳴ってやる 迷惑ばっかかけやがって 最後くらい ちゃんと謝れよ でもよ 一個だけ言わせろ あのクソみたいな人生 最後まで貫いたのは ちょっとだけ カッコよかったぞ [Verse 2] オカンより頑固で 子供よりワガママで 人の言うことなんてまったく聞かねぇ めんどくせぇじじいだったなオイ 足や体はマッチョで達者でさ ボケ始めた頃は フルマラソンかってくらい走って何からにげてたんだジジィ 捕まえるこっちの身になれよ ホント迷惑ばっかりかけやがって 捕まえたら捕まえたで 「おまわりさんごめんなさい」 「ワシは悪くないバーさんはらましただけなんや」 って あーそうだよ あんたがバーちゃんはらましたからオカンができてオレができたんだよ 体は元気だったのにある日突然逝っちまったな でもな あの走るのが早い背中だけは 今でも消えねぇんだよ [Pre-Chorus] 最後の日くらい 素直になれよって 何回思ったかな でもオレの知ってるジジィは 最後まで変わらなかったよな そこだけは ちょっと笑っちまうよ [Chorus] そっち着いたら話すわ いっぱいあるぞ 怒ったこと 呆れたこと 笑ったこと 全力でぶつけてやる ありがとうなんて柄じゃねぇけどよ 言わなきゃ終われねぇから クソじじい ありがとな オレたち兄弟はあんたに育てられたも同然だよ [Bridge] 神様さ ジジィ連れてく時に ちゃんと酒樽いっぱい用意したか? 琵琶湖くらいの量の酒じゃ足んねーぞ そっちの世界でも多分死ぬまで飲むぞそいつ タバコは自由に吸わせてやれ なけりゃそっちの世界でも死んじまうからさ [Final Chorus] 俺がそっち行ったら話すわ 俺がどんな大人になったか どんな生き方したか一から十まで教えてやるよ ジジィが残した めちゃくちゃな生き方も くだらねぇ笑い声も ちゃんと覚えてるから だから先に飲んで待ってろ オレのために一本くらい タバコ残しとけ 会ったら言うからよ 「ほんと最後まで迷惑なじじいだったな」 ……って そのあと「でも大好きだったよ」 ってちゃんと言ってやる ちょっと照れくせーけどな またな クソジジイ!!

