
[Verse 1] 子供の頃に描いた 正義のヒーロー 困っている人を助ける ただそれだけの夢だった 純粋な気持ちで差し出したこの手が いつの間にか見返りを求めて変わってしまった 誰かの笑顔が欲しかっただけのはずなのに 気づけば賞賛という甘い餌に絡め取られていたのかな その歓声に酔いしれて 胸を張っていたボクは 「救う」という言葉の裏に 欲望を隠していただけなの? ⸻ [Chorus] 「お前が助けるのは 結局は自分のためだよね?」 心の奥の影が 鋭い刃で嗤いながらえぐり取る その笑顔の奥に潜む 見えない偽善の影の正体 優しさはただの 歪んだ仮面にすぎない 本当の利他なんて この世に存在しないなんて すべては満たされない エゴの叫びに過ぎないのかな? それでもボクは叫ぶ 空虚なこの心でね 誰かに届いてほしい 真実の声だから ⸻ [Verse 2] 鏡に映る自分に問いかけ続ける 「なぜボクはこんなにも苦しいのかな?」 誰かを救うたびに 自分の心が削れていくんだ 優しいふりをして 何を守っているんだろう 震える手で差し出した 温かいスープの皿 それがただの自己満足だと知ってしまった瞬間 胸を締め付ける痛みは 鋭い罪悪感の棘になって このままじゃ誰も救えない むしろ傷つけるだけ 光を願った祈りさえ 影に呑まれていくんだ ⸻ [Bridge] それでもボクは抗う 錆びついた鎖を断ち切りたい 誰かの涙を拭うこと それだけが真実になるのかな 見返りなんていらない ただ守りたい この胸の奥で燃え続ける 本当の声を信じて 冷たい雨に打たれて 泥にまみれても 倒れながらも 立ち上がり続けたいんだ 信じる力だけは 決して捨てたりしないから 偽善の影に呑まれても その先を目指すんだよ ⸻ [Outro] 空を見上げても 白か黒かさえわからないから 正義のヒーローは もうどこにもいない 残されているのは 傷だらけのボクだけ それでも終われない 歩き続けるしかない 矛盾を抱きしめながら 進むしかないんだよ これが僕に与えられた 利己と利他の答え だけど 本当にこれでいいのかな… 誰か この問いに答えてほしい もう一度だけ 生きる意味を教えてくれない?

