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▼ 焦げ目と目玉

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【Scene 1】 【Aメロ】 カーテンの隙間から こぼれる朝の光 お気に入りのマグカップに 湯気がゆらり 「おはよう」の声 まだ少し眠そうで 幸せなキッチン 並ぶ二人の影 【Bメロ】 お皿に乗せた 香ばしい香り だけど君の指先が ふと止まる 穏やかなメロディに 不協和音が混じり出す 「ねえ、これ…」 君の眉が少し動いた 【Scene 2】 【Aメロ】 「トーストはもっと 焦げてるのがいいな  真っ白なパンじゃ 力が出ないよ」 僕は苦笑い 「焼きすぎは体に良くないよ?」 空気がじわりと 熱を帯びていく 【Bメロ】 「それにこの目玉焼き どうして一つなの?  『目玉』っていうなら 二つなきゃ変だよ  それも両面 しっかり固焼きじゃなきゃ  黄身が流れるのは 僕の流儀じゃない」 【Scene 3】 【サビ】 ああ 新婚生活 夢見た朝ごはん こだわりとこだわりが テーブルでぶつかる トーストの焼き色 卵の数と硬さ 愛しているけれど そこは譲れない! キッチンに響く フライ返しの音 君はプイと横向く 僕は首を傾げる 小さな戦争 バターの香りに包まれて 明日への予行演習 賑やかな朝がゆく 【大サビ】 「じゃあ明日は僕が焼くよ」「焦げすぎても知らないからね」 「二つの目玉に見つめられて 食べにくくても知らないよ」 ふたり同時に 吹き出したキッチン 【アウトロ】 (再び少し落ち着いた、でも明るいテンポで) 半分こにした ちょっと焦げたトースト 一つだけの目玉焼き 半分ずつ食べよう 「美味しいね」って 笑い合うのが 一番の隠し味 僕らの朝の味