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鏡像観測者の法則 / The Axiom of the Mirrored Proxy(鏡像観測者の法則Var.3-J)

[Verse 1] (BPM 132) ねぇ、昨日と同じ時間、何故かまだ眠い。タイマーは鳴ったのに。 軋むベッドから跳び起きる。 青い月の夢をみていた。まるで遠い、白昼の幻みたいだ。 リビングではトーストの焼けるにおい、テレビのニュースの喧騒が鳴り響く。いつもの日常が始まる。 事故が起きた駅前の交差点を、見慣れた顔の知人と友人がすり抜ける。 何事もなかったかのように歩いている。 誰も異変を見ていない、それが妙な違和感。 制服、スニーカー、全てが寸分違わず反復している。 気持ち悪い、またそれが妙な違和感。何故気持ち悪いの? [Verse 2] (BPM 132) 「今日こそ完璧、コントロールミスはゼロだよ」友人の声がリピートする。 甘い語り口調ほど、危うく歪む。 モザイク調にユガんだ言葉に、見えない視線が含まれる。 視線? 何故シセン? 言葉を視線?シセン? 何故そう思った? 心臓だけがタイトなリズムを刻む。 通学路の喧騒、校門前の喧騒、下駄箱での喧騒。 喧騒の中にいる筈なのに、誰もいないと言う思考の違和感が静寂を感じ、喧騒が遠く響く。 この違和感は何? 怖い怖い怖い怖い、でも視線がちかづく。 もう、待ってくれないの? [Pre-Chorus] (BPM 132 - SFX/Pitch Modulation) (SFX: ノック音、無音ブレイク) ああ、今、扉が叩かれた。偽りだった。偽りだった。偽りだった。全てが。 [Chorus 1] (BPM 132 - Intense Repetition) 虚ろな残像(Miroir)をなぞる、それが記憶の残骸。記憶の残骸。記憶の残骸。 複製された意識を浸すため。 世界を一度、完全に忘却 (Oubli) しよう。忘却しよう。忘却しよう。 (BPM 132/Metric Modulation - Vocoder Layer Start) この通学路の景色に、ポリリズムが聴こえる。聴こえる。 追うのは因果の連鎖か、神経を辿る非因果性(Acausal Loop)か。 Acausal Loop Acausal Loop. [Climax] (BPM 137 - Tempo Shift & Maximum Glitch) 再帰的に (Recursively)、世界は再構築されている。再構築されている。 私はただの代替品 (Ersatz)だった。代替品。 腕に在った身体性 (A.L.L.)は溶解し、脳に情報体 (N.L.L.)として繋がった。これがハイファイな罪科。 全てが、崩壊 (Zerfall)する。崩壊する。崩壊する。(Heavy Instrumental) [Final Chorus] (BPM 137 - Repetition) 虚ろな残像(Miroir)をなぞる、それが記憶の残骸。記憶の残骸。記憶の残骸。 複製された意識を浸すため。 世界を一度、完全に忘却 (Oubli) しよう。忘却しよう。忘却しよう。 [Outro] (BPM 132 - Revert to Stable Tempo) 私はただ、そこに在る代替品 (Ersatz)。代替品。世界は消失し、再帰 (Recursion)した。再帰した。「永遠の幻想 (Rêve éternel)...」 [end]