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ヨゾラノホシ

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V5.5

​[Intro] [Atmospheric acoustic guitar or soft piano, quiet, isolated mood] 一人きりの部屋、窓に鍵をかけ閉め切っている。 暖房がごうんごうんと責めているようで、私はベランダに逃げたのでした。 ​[Verse 1] [Verse: Calm, conversational, spoken-word-like, minimalist and serene] 寒いなあと思って 空を見上げたら オリオン座が目に入った。 ​冬になると見えるらしいけど 毎年ちゃんと同じところにいるのは なんだかりちぎでいいね。 ​三つ並んだ星、 あれがオリオンのベルトだそうだ。 ​左上の赤いのがベテルギウス 右下の青い星がリゲルだったかな。 ​こうして名前を覚えていくと ただの点だったものが 少しずつ形になっていく。 ​でも実際は すべて距離の違う場所にある。 ​それなのに人間は 遠く離れた星を結んで ひとつの星座にしてしまった。 ​[Pre-Chorus 1] [Pre-Chorus: Subtle build-up, gentle swelling of strings, reflective] Maybe it's closer than it seems. ​[Chorus 1] [Chorus: Emotional and hopeful, expressing a quiet longing to become something meaningful, soaring yet gentle] 暗い夜空に小さくあり ​東に悩む人あれば優しく輝き 西に疲れた人あれば温かくともり 南に苦しむ人あれば穏やかな光をそそぎ 北に迷い人あれば明るくまたたく ​雨の日には共に涙を流し オロオロと漂うだけ 褒められもせず苦にもされず ​そういうものにわたしはなりたい ​[Verse 2] [Verse: Returning to a calm and intimate tone, quiet storytelling, soft instrumentation] オリオンの下には シリウスがある。 ​おおいぬ座が咥えているみたいで 大切な宝石のようだ。 ​夜空で一番明るく見える星で ずっと昔から人に見つめられてきた。 ​八年以上前に出た光が やっと今、届いているらしい。 ​そう考えると 見えているシリウスは ずっと昔の姿なんだね。 ​そこにある星と ここに届いた光には 長い時間がある。 ​そんな距離感を感じずに ここにあるかのように見上げている。 ​触れたこともないし 声を聞いたこともない。 ​それなのに ずいぶん身近なものに感じている。 ​[Pre-Chorus 2] [Pre-Chorus: Gentle build-up, shifting toward the emotional peak] Maybe far away isn't so far. ​[Chorus 2] [Chorus: Emotional peak, powerful yet tender expression of one's ideal self, full of longing and warmth] 暗い夜空に小さくあり ​東に悩む人あれば優しく輝き 西に疲れた人あれば温かくともり 南に苦しむ人あれば穏やかな光をそそぎ 北に迷い人あれば明るくまたたく ​雨の日には共に涙を流し オロオロと漂うだけ 褒められもせず苦にもされず ​そういうものにわたしはなりたい ​[Bridge] [Bridge: Deeply emotional and narrative, cinematic swell, a moment of profound realization] あの星を見て帰るところを思い出した人がきっといたんだろうな。 ​夜の海であの明かりを頼りにした人も 眠れない夜にただ空を眺めた人も ​何も言わない星なのに ずいぶんたくさんの人が 助けられてきたんだろう。 ​迷っているとき、あそこにあると思えるだけで支えになってくれる。 ​そう考えるとなんだかすごいな。 遠くにいるだけなのにね。 ​[Outro] [Outro: Fading out to a quiet and peaceful resolution, simple piano or acoustic notes, whispering into the night] 夜空のたくさんの星。 遠くでもいい。 ひときわ小さくてもいい。 ただ灯っている。 そんなものにわたしはなりたい。