
[Intro] 「もっと高く積もう!」 「じゃあ土台を広く!」 「もっと広く!」 「もっともっと!」 …… ひとつの Capsule が 空を見上げた 「それじゃさ。」 「高さ、 最初から決まっちゃわない?」 「……じゃあ、どうする?」 「上から積もう。」 …… 「は?」 [Verse 1] 一番強い Capsule が ぐっと腕を伸ばして 「僕が先に行く。」 「どこへ?」 「月。」 「月!?」 夜空に細い 三日月ひとつ ロープを背負って 飛んでいく 小さくなって もっと小さくなって やがて―― カチッ! 「かかった!」 月から一本 ロープが垂れた [Pre-Chorus] 「次!」 二番目が飛んで 最初の友達をつかむ 「つかまった!」 「離すなよ!」 「離さない!」 三番目 四番目 五番目―― 今夜の塔は 下へ 下へ 伸びていく [Chorus] 月から積もう! 上から積もう! ひとつ ふたつ つながって 空から地球へ Capsule Tower 「次、来い!」 「つかまれ!」 「離すな!」 高くしたいなら 高いところから! そんなの誰も やったことない だから今夜 僕らがやろう 月から積もう! [Verse 2] 十個 二十個 まだ増える 赤 青 黄色 ぶらぶら揺れる 下の Capsule は 楽しそう 「地球が近い!」 真ん中あたりも 大騒ぎ 「あと何個?」 「わかんない!」 でも一番上 最初の Capsule の腕だけ 少しずつ 震えていた 「大丈夫?」 遠くから声がする 「まだ大丈夫!」 「交代する?」 「できるわけないだろ!」 …… たしかに。 [Bridge] 「なんで一番強いのに 最初に行ったの?」 少し黙って 月のそばから 声がした 「一番強いから 最初に来たんだ。」 …… 「次!」 [Final Chorus] 月から積もう! まだまだ積もう! ひとつ ふたつ つながって 最初のひとりを みんながつかみ その下をまた 誰かがつかむ 「地面だ!」 一番下から 声がした 「着いたぞー!」 みんな笑って 上を見た だけど一番上は 遠すぎて もう小さな点にしか 見えなかった [Outro] 「ねえー!」 「一番上ー!」 「まだ大丈夫ー?」 …… 月のそばから 小さな声 「重いよーーー!」 みんな笑った …… そしてもう一度 「でも――」 「離さない!」 三日月が 少し揺れた カチッ。

