
(verce1) (interlude: narration) 暗き森の奥、響く蹄の音。 少年の胸に宿るのは、遠き日の哀しみ。 「もう一度だけ…あの微笑みを…」 千年の呪いが、ふたりを引き裂いた。 現れしは、黒き影。 「再び会わせてやろう――だが代償を知れ」 契約の果て、交わる視線。 白髪の少女は、彼を知らぬままに微笑む。 ⸻ (chorus) 愛した君は誰…? 過ぎ去りし日々の面影もなく、 ただ白き髪が揺れ、 少年の瞳に絶望を映す。 ⸻ (verce2) 影の男は嗤う。 「哀しみこそ、美しき旋律を紡ぐ」 少女の心の扉は閉ざされたまま、 千年の重さが、その鍵を抱きしめている。 少年は叫ぶ――「なぜ君は奪った!?」 その問いに、答えはない。 やがて真紅の騎士が姿を現し、 静かに告げる―― 「視力を戻す鍵は、ここにある」 ⸻ (chorus) 愛した君は誰…? 過ぎ去りし日々の面影もなく、 ただ白き髪が揺れ、 少女の瞳に絶望を映す。 ⸻ (chorus2) 真紅の刃が運命を裂き、 少女の胸に光が宿る。 忘却の霧が晴れるとき、 少年の手に残るのは温かな涙。 「思い出したわ…あなたの姿を…」 千年の呪いは砕け散り、 ふたりは再び巡り合う。 だが、森の影で仮面の男が嗤う。 ⸻ (chorus) 愛した君は誰…? 過ぎ去りし日々の面影もなく、 ただ白き髪が揺れ、 ふたりの瞳に絶望を映す。 ⸻ (bridge) 絡み合う運命の糸を、 断ち切る刃がここにあるなら、 もう一度、共に笑おう。 千年を越えた約束の地で。 ⸻ (outro) 仮面の男は、再び森の奥へと消える。 少年と少女は、永遠を誓う。 だが――運命の歯車は動き出す。 次なる悲劇を、まだ知らぬまま

