
[Chorus 1] 知ってる もう知ってる なのに開けてる 手の届くところから 順に 中身がわかっても 手は止まらない つまらないまま 速くなっていく [Verse 1] おなじ画面を 上から下へ 指だけが まだ働いてる 出てくるものは どれも きのう見たものの 置きかた違い [Pre-Chorus 1] なんかぁ おもしろいこと ないかな 言ってみた 誰にも向けずに 返ってこないぶん 部屋が すこし広がった [Chorus 2] 図面どおりの部屋に ひび割れた音が住んでる きっちり立てた壁 その裏で何かがきしんでる 知りたさは もう 背より高い 見上げたら こっちを見下ろしてた [Verse 2] 外の影が さっきと違う場所にいる それに気づくまでの間に 何度も おなじところを撫でた 爪の先が 少し熱い [Pre-Chorus 2] 何が知りたかったのか 思い出せなくなってる 知りたさだけが 置いていかれて まだ ふくらんでる [Break] 座っていられない 理由は まだ見つからない 立ち上がる 先に、体が [Final Chorus] 知ってる もう知ってる なのに出ていく 行き先は 決めないままで つまらないって 言った口が もう 次のほうを向いてる [Outro] ずっと、鳴ってた 最初から 鳴ってた この部屋が もう 部屋じゃなかった おもしろいことは こっちを とっくに 見つけてた── 🎼世界観散文 何度も見た画面を、また上から下へ流す。指だけが動いていて、目はもう追っていない。外は昼のままで、影の位置だけが少しずれた。 面白いことがないか、と口に出してみたが、誰にともなく言ったので、返事の来ないぶんだけ部屋が広くなった。手の届く範囲のものは、もう中身を知っている。開けても、たぶん同じ。 それでも「知りたい」だけが、勝手に膨らみつづける。何を知りたいのかは、いつのまにか要らなくなっている。対象を失った知りたさは、部屋の隅から上へ伸びて、こちらを見下ろしはじめる。 立ち上がったのは、行きたい場所があったからではない。座っていられなくなったからだ。出ていく支度をする。どこへ、という問いは、もう自分の側にはない。 💿記録用 Produced by R.AWROOM Co-produced by 渡会リッタ / 根岸ジャマール Arranged by 遊楽亭艶魔 Lyrics by ウィラ・アイリス Sound Design by グレタ・ソレンセン Vocal by 早坂ねね

