[Verse 1] 見上げた 青空に 雲なんて ひとつもなくて ああ またこの季節が 風の匂いで そっとわかる 行き交う人の装いも 風に揺れてる 白いシャツも 滴る汗でさえ 煌びやかで あの日と何も変わらない街 眩しかった── ⸻ [Chorus] あれから どれくらい経っただろう 遠く響いた 花火の音に振り返る 忘れたはずの記憶は 夏が来るたび 目を覚まして 夕焼けに溶ける あなたの笑顔だけ 今年もまた 思い出してしまう ⸻ [Verse 2] 風鈴が揺れる 軒先を 何気なく 通り過ぎた午後 見慣れた景色の その隙間に あの日の続きを 探してしまう 何も変わってないと 思っていた 変わったのは 僕だけだった 笑い声だけ 置き去りにして 季節だけが 静かに巡っていく ⸻ [Chorus] 何度も 夏を迎えたのに 心だけは あの日のままで 思い出は少し 色褪せても 痛みだけは 優しいままで 蝉時雨の向こう側から 今もあなたが 笑った気がした ⸻ [Bridge] きっと誰にでも あるんだろう 季節が連れてくる 記憶が 忘れるためじゃなく 忘れないために 夏は巡る あの日の空も あの日の風も 今年も僕を 立ち止まらせる ⸻ [Final Chorus] あれから どれくらい経っただろう 今年も空は 変わらず青くて 忘れたはずの記憶は 今日も僕の隣を 歩いている 花火が夜空を 染めるたび あなたがいた 夏を思い出す また来年も きっと同じように 夏が僕を 連れ戻していく