[Intro] まだ夏のふりをして 風だけ先に冷えていた [Verse 1] 薄い雲を噛みちぎって 光が斜めに落ちてくる 昨日まで似合ってた熱が 今日は少し鬱陶しい 乾いた葉を踏むたびに 知らない季節へ近づいて 言わなくても済むことばかり 上手になってしまったね [Pre-Hook] 終わるものほど 音を立てない だから気づくのが 少し遅れる [Hook] さむしはじめる 風の向こうで あなたの気配が薄くなる 触れた指先 冷たいままで それでも離すほどではなくて さむしはじめる 胸の奥から 夏だったものがほどけてく 帰れないなら せめて綺麗に 忘れられないままでいて [Verse 2] あの子の導火線を模倣 火花だけ借りて笑ってる 似合わないことをした後の 静けさだけが残ってる 熟れすぎた果実みたいに 甘さの奥から崩れてく 大事にしてたはずなのに 手遅れになるまで見ていた [Pre-Hook] 冷えることなら 怖くはないよ 熱を持つ方が 痛かったから [Hook] さむしはじめる 風の向こうで あなたの気配が薄くなる 言葉にしたら 壊れそうなら 黙ったままで構わない さむしはじめる 胸の奥から 夏だったものがほどけてく 終わりじゃなくて 続きでもない そんな場所まで歩いてく [Bridge] 青すぎた空が 少しずつ褪せて 似合わない影を 長く伸ばした 変わらないものを 欲しがるたびに 変わってしまった 自分を知った [Final Hook] さむしはじめる 風の向こうで あなたの気配が遠くなる 追いかけるほど 幼くないし 忘れるほどに強くもない さむしはじめる 胸の奥から 季節だけ先へ歩いてく 好きだったこと それだけ残して 冷えていくなら それでいい [Outro] まだ夏のふりをして 風だけ先に 秋になった


