月明かり 静寂を切り裂いて 震える指先 鞘をなぞる 頬を伝う 一筋の銀河 拭えぬ罪と 去りし日の幻 黒き小袖 闇に溶け込み 握りしめた 柄の冷たさ 君の鼓動 もう聞こえない 残されたのは この刃だけ 散り急ぐ花びら 雪のように 祈りは届かず 空に消える あの日かわした 幼き約束 今はもう 守るべき影もない 泣いて 泣いて 夜を明かして この痛みさえ 愛おしいから 月よ照らせ 孤独な背中を 修羅の道を 歩み出すその前に サヨナラさえ 言えぬまま 折れた心を繋ぎ合わせ 運命を背負い 私は進む たとえこの魂が 汚れ果てても 泣いて 泣いて 夜を明かして この痛みさえ 愛おしいから 月よ照らせ 孤独な背中を 修羅の道を 歩み出すその前に 永遠の眠り 君に捧ぐ 風が止まり 夜が明ける 私はまだ 生きている…


