
貴方の血はきっと青い サファイアみたいに 濁りもなく透き通って その雫にすら意味があって 他の色が混ざれば 価値が落ちるくらいに この薄汚れて 淀んだ赤い血とは比べ物にならない その美しい血が流れることはなくて 大地を濡らすのは赤だけ 青い布に包まれて 聖母はいつも微笑むだけ 貴方の心臓はきっと青い ラピスラズリみたいに 神聖で由緒あり 砕けた粉にすら価値があって その醒めるような色で 未来を描くくらいに この疲れ果てて くたびれた心臓とは比べ物にならない その美しい心臓が苦しむことはなくて 社会に捧げるのは赤だけ 赤い布に包まれて 聖母はいつも涙するだけ きっと貴方は人ではない何か 赤い血の通わない 冷めて冷たく見下ろすだけの きっとこの大地の声も届かない 高みにいる何か だから全てが空のような青で この沸るような 傷だらけの魂とは比べ物にならない その美しい魂が傷つくことはなくて 痛みに流れ落ちるのは赤だけ 白い布に包まれて 聖母はいつも手を合わせるだけ きっと貴方は人ではない何か 赤という温かさを知らない 冷めて冷たく漂うだけの きっと温かい光も届かない 深みにいる何か だから全てが海のような青で 眩い光は目に毒で 重い青に押し潰されながら 誰にも理解できない闇の中で 何を見つめているの

