
静かに佇む人影が 街路樹の下呼吸する アスファルトと木々の緑 街並みに葉も幹も溶け合う 曇り空の下日傘の婦人 信号まちのひととき 夏の日差しが一瞬を切り取っていく 立ち尽くすただ過ぎていく そんな時間 大きな幹の木陰には 人々の視線が落ちていて 時の流れは緩やかに 木漏れ日は揺れてる 無言で立つその背中に 日常の景色が広がる 木漏れ日が一瞬を切り取っていく 涼しさにただ戸惑っている そんな五感 アスファルトの熱を吸い 木陰がそっと誘い出す ビルと葉擦れのハーモニー 心地よい風が吹き抜ける この街路樹の並木道 真夏の息吹が満ちてゆく 街の喧騒が一瞬を切り取っていく 季節風がただ触れていく そんな予感

