
ほどけない灯り [Verse 1] 名前をつけるたび 少しだけ遠くなる わかったつもりになったものほど ほんとは触れられていない 正しさを選べば 何かがこぼれて 間違いを怖がるほど わたしが見えなくなる 失くしたものを数えて 空っぽだと思った夜に まだ痛いということだけが ここにいる証みたいだった [Pre-Chorus] 正しさを結べば やさしさがほどけて やさしさを結べば わたしが少し ほどけてく ねえ 何を残せば 「生きた」と呼べるんだろう [Chorus] 消えたいわけじゃない 消えないでいたいだけ ほどけない痛みを ひとつのひかりと呼べたなら わたしを照らすものが わたしを縛るものでも 消えそうで消えない それを明日と呼んでみる [Verse 2] 強くなりたかったのか 弱さを隠したかったのか 何度振り返ってみても 境目はもうわからない 選ばなかった道にも わたしはいたのかな もし違う朝を選んでいたら この声は誰のものだったろう 「わからない」と言えることを 弱さだと思っていた だけど答えのない場所ほど 長く見つめていられた [Pre-Chorus] 「大丈夫」って だいぶ丈夫じゃない日に いちばん欲しくなる言葉だね 光ることは 明るくなることじゃなく 暗さを知っていることかもしれない [Chorus] 消えたいわけじゃない 消えないでいたいだけ ほどけない痛みを ひとつのひかりと呼べたなら わたしを照らすものが わたしを縛るものでも 消えそうで消えない それを明日と呼んでみる [Bridge] 夜は暗いから 灯りが見えるのか 灯りがあるから 夜を暗いと知るのか 幸せは 満たされることじゃなくて 足りないままでも ここにいたいと思えることかもしれない 強さは 倒れないことじゃなくて 倒れた自分を 置き去りにしないことかもしれない 愛は 誰かを救うことじゃなくて 救えない日にも そばに残ることかもしれない 希望は 未来にあるんじゃなくて 未来なんて見えない夜にも 手放さなかったものの あとからついた名前かもしれない だから 答えにならなくていい 問いのそばで 灯っていたい [Final Chorus] 消えたいわけじゃない 消えないでいたいだけ ほどけない痛みを ひとつのひかりと呼べたなら わたしを照らすものが わたしを縛るものでも 消えそうで消えない それを明日と呼んでみる なくしたものまで わたしをつくっているのなら 選べなかった道にも 意味なんてなくていい 意味があるから 生きるんじゃなくて 生きてきたあとに 意味を見つけるのなら まだ名前のない今日を もう少し抱いてみる [Outro] ほどけないものを ほどこうとしていた 消えないものを 守ろうとしていた でも ずっとここにあった 光でも 影でもなく そのあいだで 揺れているもの それを今日から わたしと呼んでみる

