
潮風が運ぶ 遠い約束のメロディ 石段に座り 麦わら帽子を浮かべて 空と海が混ざり合う 青い境界線 黒猫が耳をすませ 静寂を紡いでる 魔法なんて かけなくてもいい ただ、この風を 感じていたい 古いハープの音色が 記憶を 解いていく 光の粒子が 髪をすり抜けて 今日は旅を 少しだけお休みしよう 波音に溶けてゆく 終わりのない物語 この石段の上で 心は 自由になる 沈みゆく太陽が 影を長く伸ばして 石の冷たさが 今日の終わりを告げる 明日になれば、また 新しい風が吹く それまでは、ここで 優しさに 抱かれて 光の粒子が 髪をすり抜けて 今日は旅を 少しだけお休みしよう 波音に溶けてゆく 終わりのない物語 この石段の上で 心は自由になる そう、魔法のような 一時の 休息を 星がひとつ 瞬き始めたら また歩き出そう 静かな夜の道へ

