深夜2時 青ざめた部屋 唸るスピーカー 私の好きなロックンロール 音の洪水 その真ん中で 君は小さく 膝を抱えてる ねえ いつもの悪い癖だよ 私がいないと すぐダメになる 「よしよし」って 撫でてあげたいのに 透き通る指は 空を切るだけ ここにいるよ すぐ隣にいるよ 届かない声で 名前を呼ぶんだ 涙で滲んだ その横顔に 0Hzの愛を 叫んでる 気づいてよ 私はここにいる 泣き虫な君が ようやく笑う そのふにゃりとした 笑顔が好きで 冷たくなった 私の手じゃもう 涙ひとつも 拭えないのかな 耳元に そっと顔を寄せて 君の孤独が 消えますように 精一杯の 「大好き」を込めて 息もできないほど 近くで囁いた ふいに指先が 音を止めた キーンと耳鳴り 静寂の部屋 気のせいじゃない 懐かしい温度が 僕の頬を 今 撫でた気がした そこにいるんだろ? 隠れてないでさ 泣き虫な僕を 笑いに来たんだろ 見えなくてもいい 声がしなくても その優しさだけは 間違いなく君だ 誰もいない 隣の場所へ いつもの笑顔で 話しかけるよ 「……今、そこにいただろ」