[Verse 1] 横断歩道 青になる前に 息を止めた マスク越しでも 君じゃないことだけ すぐわかる ビルの谷間 風が落とした 売れ残りの花 「大丈夫だよ」 誰に向かって つぶやいてるんだろ [Chorus] 湿ったままの午後が まぶたの裏 貼りついたまま 晴れないくせに 降りだしもしない街 忘れたふりの声が 信号待ちで 背中を引く 行けないくせに 戻れもしない場所 [Verse 2] 電車の窓 自分の顔だけ くっきり映る 隣の景色は ピント合わせずに そのまま流す コンビニの灯り 賞味期限みたいな恋の残り レシートの裏に 名前を書いて また折りたたむ [Chorus] 湿ったままの午後を ポケットの底 丸めたままで 開けないくせに 捨てきれもしないまま 聞こえないふりの鼓動 イヤホン越しに ずれて響く 終われないくせに 始まりもしない今日