ねえ、聞こえる? 君を見るたび 世界が変わる 潮風が 名前を呼ぶみたいに 初めて会った海辺の午後 光がまだ肩に残ってる 平気な顔してても 足が勝手に君へ向かう その笑顔ひとつで 青い一日がほどけてく 言えなかった気持ちを 波みたいに寄せていくよ 君は知らないだろう 僕が立ち止まる理由を 季節が流れても同じさ 会うたび 君は初めてみたいだ ナツ、好きだよ 眩しいくらい その笑顔が僕を笑わせる 笑顔が僕を呼ぶ ナツ、もう少しだけいて 砂の上を並んで歩こう 今夜 年下でもいい 遅くてもいい でも嘘じゃない この心拍は 本物だよ ナツ、君はお気に入りの歌 一日中 口ずさんでる 友達は笑うかもしれない 年の差も距離も気にして でも駄菓子の話も ラムネの泡も 全部特別で 蝉時雨と白いシャツ 君の好きな曲まで覚えた 不器用なまま届くまで この夏を使い切るよ そばにいるだけで 夕方までが短すぎる 見慣れた商店街さえ 恋の入口になる ナツ、好きだよ 眩しいくらい その笑顔が僕を連れてく 笑顔が道になる ナツ、もう少しだけいて 花火の前の沈黙をくれ 年下でもいい 遅くてもいい それでも君へ向き直るよ 僕は変えない ナツ、君はお気に入りの歌 夜が明けるまで歌うよ いつかこの夏が閉じても ときめきは色あせない 初めて目が合った瞬間みたいに 君は空を照らしてる 打ち上げ花火が割れる前に 言わせて——ただ、好きだ ナツ、好きだよ 眩しいくらい もう隠さなくていいよね ナツ、消えないで 秋が来てもそばにいて 年下でもいい 遅くてもいい でも君のほうへ走っていく ナツ、君はお気に入りの歌 Next Sunday も一緒に歌うよ 耳鳴りみたいに残るよ 君の名前 ナツ


