
壊れる瞬間はいつの間にかくる 音もなく影も残さず ひっそりと 跡形もなく消え去ることもなく ただ残骸を少し残して 可能性が見える時もある それが幻だったのか定かではない ただ今は その朧げな残骸だけが残る 確かなものなんかなくて 何が正解なのかわからなくて いっそのこと壊してしまえば なんて ただそれを止める何かが確かにある ボロボロと崩れ落ちる世界 それは想像であっても確かなもので その形をなすものがなんだったのかさえ思い出せない 気がついてみれば あたりまえなことでさえ そのやり方はあやふやで不確かで 不安定なものに感じた こぼれ落ちる雫を拾い集めることは 不確かで困難なもので ただ諦めるわけにはいかない何かがそこにある それがなんなのかはっきりしないけど 捨てきれない何かがね なんだろう いつもと同じようで いつもと違う光景 静かに流れる空気にさえ 違和感を感じる なんだかね

