秒針が噛み合う 夜の隙間で 名前を持たない 風を追いかけた 「いつか」という言葉は 甘い毒薬 飲み干すたびに 足元が震える 割れた鏡に映る 知らない誰かの目 「ねえ、私はここにいるの?」 問いかける声は 夜空に溶けて 星座さえも 息を潜めて 放て ルクシア 銀色の夜を切り裂いて 届かない祈りなら この手で奪いに行く たとえ 世界の境界線が 溶け落ちても 私は私の 光を信じる ルクシア 目覚めて 正しい答えを 眺めるよりも 不器用な嘘を 一つ抱きしめていたい 昨日の涙は 化石になって 誰かの明日を 飾る石になる 加速する鼓動だけが 唯一の証明 「もう、迷うことはない」 震える指先 空に伸ばせば 静寂が 歌い始めた 響け ルクシア 絶望の淵を照らして 終わらない旅路なら どこまでも駆けていく たとえ 運命の歯車が 狂い出しても 私は私の 名前を叫ぶよ ルクシア 導いて 幾千の星が消えても この胸に灯る火は 消せやしない 夜明けを待つのは もう止めたんだ 私が 夜明けになるから 放て ルクシア 銀色の夜を切り裂いて 届かない祈りなら この手で奪いに行く たとえ 世界の境界線が 溶け落ちても 私は私の 光を信じる ルクシア 目覚めて