
[Intro] 窓の向こうに広がる街が 少しずつ大きくなっていく リガから続く道の先で リトアニアの景色に息をのんだ バスターミナルにバスが着けば ようやく足を地面に下ろす 目の前に広がるビルニュス 想像以上の街が待っていた [Verse 1] ハクハツ タンクトップ リュックを背負ったおじさんが 壁いっぱいにえがかれた姿で たびびとを迎えていた ハレイチバへ急いで向かう 時間がなくて 少しだけ 店の声と人のざわめき 街の暮らしが見えてくる 雨に濡れた夜明けのもん 祈りを抱く人の影 濡れた道路に灯りが揺れて 知らない街が近くなった [Pre-Chorus] 白い大聖堂 広い広場 古い塔が空を突き抜ける 過去と今が並ぶ街で 僕の常識が揺らいでいく [Chorus] ここに国がある 街の中に国がある 古い塔と大聖堂が 同じ空で息をする ここに国がある 過去と今が交差する 歩くたびに表情を変える ビルニュスという街 [Rap Verse] 雨のもんから市場へ dash 石の壁越しに新しい flash 塔の上から街を見渡す 赤い屋根の波が胸を揺らす バスケの音 自転車の風 広場に響く 子どもの声 噂じゃなくて この目で check ビルニュスの今を walking through the streets [Verse 2] ビルニュスの街の片隅に ウジュピス共和国 川を渡れば そこは別の国 自由を掲げる小さな場所 なんのために作った国か 答えは誰にもわからない いくつもの言葉で刻まれた 不思議な憲法が語りかける 愛することも 笑うことも 自分らしく生きることも 大まじめな言葉の中に 自由の意味が隠れていた [Call and Response] ここに国がある! — 街の中に国がある! 何が見える? — 古い塔と新しい夢! 何を信じる? — 自分の目で確かめる! [Chorus] ここに国がある 小さな川の向こう側 古い歴史の真ん中で 自由が今日も息をする ここに国がある 雨の街にも笑顔がある 知らない場所へ来たからこそ 見える平和がここにある [Verse 3] 無料の仮設トイレを見つけ 旅の不安がひとつ消えた 小さな安心を見つけながら 街を歩く足取りが軽くなる ゲディミナス塔に登れば 赤い屋根が波のように 緑の木々と白い道が ビルニュスの今を描いていた 大聖堂の白い存在感 広場を静かに包んでる その足元で子どもたちは きょうも自由に遊んでる [Spoken Word] 知らない国は危険だと 噂だけで決めつけていた。 でも、実際に街へ立って 人の顔を見て、風を感じたら そこにあったのは 危険ではなく、穏やかな日常だった。 自分の目で見なければ わからないことがある。 肌で感じなければ 届かない真実がある。 [Instrumental Break] カンクレスの弦が 古い街の記憶をたどる ビルビーネの音色が 新しい風を呼び込む 古い旋律 新しい鼓動 ビルニュスの夜に重なっていく [Bridge] まだ見ていない道がある もっと歩いて もっと知りたい 夜明けのもんからイチバの通り 街のすべてを感じたい 美しいだけじゃ終われない 暗い影さえ受け止めたい 光と影が並ぶ街で 僕は本当の景色を見た [Final Chorus] ここに国がある 古い街と新しい夢 子どもたちの笑い声が 広場いっぱいに響いてる ここに国がある 歩くほどに深くなる 大聖堂も 塔の景色も ビルニュスの胸に刻まれる [Finale] ここに国がある ここに自由がある ここに僕らが見つけた ビルニュスの本当の姿 [Outro] モールの灯り 夜行バス ビルニュスの街が遠ざかる 知らない国を恐れていた でも歩けば 笑顔があった 地図の上では小さな国 僕の中では 大きな国 リトアニアの記憶を胸に 僕らは次の国へ向かう [Whispered Outro] 古い街の中に 自由が住所を持っている。

