[piano intro] [verse 1] ちいさな井戸のクニ 朝焼けさえ見えない 「昔ながらが一番」とみんなが信じ込む 前を向いた者たちは 笑い声に押し返され 夢のかけらさえ 井戸の底に沈む クゥワックワッと響く声 誰も知らない風の音 闇に染まるこの井戸に 明日は来るの?来ないの? [chorus 1] 狭い世界で ぶつかる声 「改革だ」「安全だ」と繰り返すだけ 手を伸ばしても 触れない光 指の隙間をすり抜けてゆく 遠い未来に 夢を描いて 泥に沈んだ 現実の中 嘘と誹謗中傷にまみれた 言葉が飛び交う [melancholy interlude] [verse 2] 新しい首長が 平穏を説くたび 拍手が広がるたびに 変化は遠ざかる 光を追いかけた仲間は 井戸の隅で沈黙し 希望の芽吹きさえ 枯れていく泥の中 クゥワックワッと絶える声 遠く霞む青い空 流れる水も濁りゆく それでも誰も見ない [chorus 2] 閉ざされた井戸 重たい蓋 「夢物語」「理想論」と切り捨てられて 叫ぶ声さえ 湿った壁に 吸い込まれて消えていく音になる 終わりのない 狭い暮らし 「幸せだ」「これでいい」と言い聞かせても その言葉は 心の奥で 小さな違和感に響いていつまでも残る [interlude] [bridge] 聞こえるだろう どこかで風の音が 「外には何があるのだろう」 それでも怖くて 背を向けた 今の世界を信じているだけ [final chorus] 過ぎ去る日々に 埋もれる声 「幸せだ」「これでいい」と笑ってみても 外の世界を 知らぬままで 僕らだけ 同じ泥に足を取られて 闇に閉ざされ 届かぬ空 「これが全て」と願い続けても その先には 何が待つのか 誰も見ずに ただ終わりへ向かうだけ クゥワックワッと震える声 井戸の底から響く嘆き 新しい空を夢見ても その足はまだ濡れたまま [outro] いつか誰かが この井戸を越え 新しい空に飛び出す日が来るのか [end]