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《九相心音》

V5.5

【Intro / Spoken】 まだ 鳴る 胸の底で 誰かが 叩いている それでも まだ 鳴る 【Verse 1】 手のひらに ひとつぶの塵 軽いはずなのに 満ちてゆく 白い天井 水面のように 揺れて 揺れて 遠ざかる 息を吸えば 胸が遠く 吐き出せば わたしが薄い 黙っていたいのに 鳴りやまない 暗い音だけ わたしを呼ぶ 【Pre-Chorus 1】 呼ばれた名前が 遅れて届く まぶたの裏で 水の光が ほどける 静かに消えたい それだけなのに 胸の音だけ 先へ 先へ 【Chorus 1】 まだ鳴って まだ鳴って 隠せないままで 赤も黒も 夢も名も ほどけて 流れて まだ鳴って まだ鳴って 終わりを急かしていけ 掌の微塵が 空を満たして 落ちてゆく 落ちてゆく 九相の底で まだ 鳴っている 【Verse 2】 そこにある身体はもう 誰のものでも ないみたい 開いた手の その上で 塵だけ静かに 光ってる 指は何も 掴めなくて 唇は声を 忘れてく それでも胸は 怯えるように その人だった 音を打つ 【Pre-Chorus 2】 色は先に去り 熱は風に消える 触れたところから 少しずつ 遠くなる 美しさも 怖さも 同じ静けさへ 沈む 見ている わたしは 見ている わたしだったものが 遠く 遠く 【Chorus 2】 まだ鳴って まだ鳴って その身を暴いて 声も息も 罪も欲も ほどけて 流れて まだ鳴って まだ鳴って 終わりを照らしていけ 開いた掌に 空が満ちていく 落ちてゆく 落ちてゆく 九相の果てで まだ 鳴っている 【Bridge / Spoken Chant】 ひとつ色 ふたつ香 みっつ熱 よっつ声 いつつ名 むっつ欲 ななつ影 やっつ夢 ここのつ 白へ 【Break】 見ている わたしは 見ている わたしだったものを 苦しみも 祈りも もう かたちをしていない 【Final Chorus】 まだ鳴って まだ鳴って わたしを置いていけ 赤も黒も 夢も名も ほどけて 流れて まだ鳴って まだ鳴って 終わりを連れていけ 白く 白く 白くなれ わたしだったものまで 白くなれ 掌の微塵が 空を満たして 見ているわたしも 白へ 白へ 白へ 九相心音 白く 鳴れ 【Outro / Spoken】 まだ 鳴る 誰のものでもない 音がする