
[Intro] 夏の雨ほど まとわりつかない 冬の雨ほど 冷たくもない 春の雨より 少しだけ大人びてる だから僕は 秋の雨が好きだ [Verse 1] 普段の僕は声が大きい すぐに腹を立てるし どうでもいいことにまで 勝ち負けをつけたがる 信号が変われば急いで 前を歩く人を追い越して 言わなくてもいい一言を 言ってから後悔する そんな僕なのに 秋の雨が降ると なぜか歩幅が小さくなる [Pre-Chorus] 傘を差さずに歩いてみる シャツの肩が 少しずつ濡れて 髪から一滴 頬を伝っても 今日はそれくらい どうでもいい [Chorus] 秋の雨を歩いていると 少し大人になった気がする 怒らなくてもいいことや 言わなくてもいい言葉が ひとつずつ わかる気がする 夏ほど熱くなくて 冬ほど冷たくなくて 春より少し いろんなことを知っている そんな雨に濡れながら 今日はゆっくり 歩いて帰ろう [Verse 2] みんな雨の日は センチメンタルになると言う 昔の恋を思い出したり 寂しくなったりするらしい でも僕は なぜか違う 悲しくなるんじゃなくて 静かになる 車の水しぶきにも 舌打ちしない ぶつかった誰かにも 「大丈夫です」と言える 誰だよ 今日の僕 ちょっと笑ってしまう [Pre-Chorus] 濡れた街の向こうに Capsule Wave の灯り いつもなら急ぐ道を 今日は遠回りしてみる 雨粒がカプセルの上を ゆっくり転がっている それを見ているだけで なんだか十分だった [Chorus] 秋の雨を歩いていると 少し大人になった気がする 答えを急がなくても 勝たなくてもいいことが ひとつずつ わかる気がする 夏の雨なら走っただろう 冬の雨なら逃げただろう 春の雨なら はしゃいだかもしれない だけど今日の僕は ただ雨と同じ速さで 歩いている [Bridge] 大人になるって 静かになることなのかな 何も感じなくなることじゃなく 感じたこと全部を すぐ言葉にしなくても よくなることなのかな 雨は何も答えない ただ ぽつ ぽつ ぽつ 僕の肩を叩いてる [Final Chorus] 秋の雨が好きなんだ 悲しくなるからじゃない いつもの僕より ほんの少しだけ やさしい僕になれるから 怒りも 焦りも 大きな声も 雨の中では 少し遠くに聞こえる 夏と冬の ちょうど真ん中 子供と大人の ちょうど真ん中 Capsule Wave の前で 雨を払って ドアを開ける前に もう一度だけ振り返る まだ降ってる よかった もう少しだけ 大人でいられそうだ [Outro] ぽつ ぽつ ぽつ 秋の雨は ちょうどいい

