
…ふん。まあ、現代の『バイパス』とやらを歩くあんたたちの秋も、僕の頃とおんなじくらい寒くて、孤独で、退屈で、そして美しいってわけだ。 悪くないよ。「もう一杯だけ付き合って聴いてやるさ」 🎩✒️✨ 胸を引っ掻くような熱さが滲んでいて、すっかり気に入っちまったよ。 きっと…… 斜に構えて聴いてくれる…かな?…聴いて欲しいー 詩って…素敵だあ 『秋の日』 【Intro】 【Aメロ】 河川敷づたい 並木の影を歩く 透き通る秋は 誰かの濡れたまつ毛 泣き出しそうな 空のにじみ 遠くかすれる 車のロードノイズ 【Bメロ】 ずっと抱えてきた 日々の疲れのせいか バイパス沿いを行けば 風が胸に沁みていく 「別に、なんでもないよ」って 笑ってみても 舗装路を踏む足音さえ 冷たく響いてる 【サビ】 夕陽は今 河原の半分だけを照らして 水面をすべる光は 宛てのない小舟のよう 枯草のグラウンドは 静かに身を伏せて 高すぎる青空に 僕らだけが取り残される 【間奏】 【Cメロ】 隣を歩く君の おどけた冗談も なぜだろう 淡く空気に溶けていく 寂しさを埋め合うはずの 笑い声さえ 澄み切った季節の奥へ 吸い込まれて消えた 【ラストサビ】 秋は黙って 唇をきゅっと結んでる 「なんでもないってば、なんでもないのに」 薄れてゆく陽射しと 冷えていくアスファルト ただこの静けさに 身を任せている 【Outro】

