
何百光年も離れた場所から またたきを返す秘密のプログラム 指先ひとつで触れる気がした あたたかい幻だ 夜の隙間に放ったパルスは 宇宙の海を静かに泳いでる 届かないって分かっていたのに まだ待っているんだよ いつの間にか通信(おと)は途切れて 気付けば部屋の灯りも消えた 「この星は存在しません」って まるでエラーみたいだな 暗い夜空を見上げながら まだ探してるよ (目を閉じて、3、2、1) プラネタリウム・シグナル! 夜空の隙間に消えた 重なり合わない二つの軌道 応答のない天の川 全部綺麗な幻に 書き換えてしまえばいいから 遠く遠くへ離れても ここでずっと歌うよ ねえ、この波形(パルス)を もう一度受信してよ 冷たいガラスのその向こう側 重なる記憶はレンズの悪戯(いたずら) 並行線の君なのに 暗い夜を優しく照らす 接続を拒まれてしまっても この光は消せないんだ 銀河の端っこの特等席で 今日も君を想ってる サヨナラの合図すらもらえない 接続不良のシステムだ からっぽのシートを見つめながら また探してるよ (目を閉じて、3、2、1) プラネタリウム・シグナル! 夜の深みへと消えた 遠ざかっていく二つの宇宙 誰も知らない天の川 全部静かな暗闇に 閉じ込めてしまえばいいから 永久に交わらなくても ここでずっと歌うよ ねえ、今の座標を もう一度検索してよ 繋がらない電波、静かな夜 コトコト、電子の星が鳴る 交わることのない観測データ それでも目を閉じて 君をシミュレートするよ サヨナラはまだ言わないから プラネタリウム・シグナル! 夜の深みへと消えた 遠ざかっていく二つの宇宙 誰も知らない天の川 全部静かな暗闇に 閉じ込めてしまえばいいから 永久に交わらなくても ここでずっと歌うよ 眩しすぎるあの星空で ずっと笑っていてよ バイバイ、電波の届かない星 これからはずっと、夢の中でアップデートしてよ (シグナル、途絶。それだけさ) [End]

