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ソーダの泡が消える前に

V4.5

ふわり こぼれた 笑い声が 校舎の影で 揺れてた 蝉の声とBGM ヘッドホンの奥で溶けてく 君が話す未来のこと ちょっと背伸びした視線 汗ばんだ手 ジュースの缶 冷たさに照れて笑った 「ずっとこうならいいのにね」 そんな嘘、気づいてた ノートのすみの落書きが 今でも心をくすぐる シャボン玉みたいな日々は 風の中でキラリ ソーダの泡が消える前に 言えなかった「好き」の続き 制服の袖が触れた瞬間 止まってた時計が動き出す (だけど) ひと夏だけのフィルムの中 君は笑ってる 屋上の風 グミの味 嘘みたいに青い空 焼けたアスファルトの匂い 記憶に残る魔法 自転車のサドル高くして 君に追いつきたかった でもスカートが揺れた日々は 二度とは来ないって 知ってた 「またね」って言ったけど "また"は来ない、ってわかってた 君の声だけ、リピートしてる 脳内のプレイリストで ソーダの泡が消える前に 空に描いた未完成の夢 「好き」の後ろに隠れた涙 気づかれないように笑ってた (それも) 全部ひっくるめて青春だった 君がいた夏 ふわり こぼれた 笑い声が 今も胸で 揺れてる