[Verse 1] 信号が変わるたび 足音がほどける 帰れない夜 街がリピート 誰かの笑い声 耳の奥くすぐる 遠回りばっかり それでもいい 気づけばポケットの チケットぐしゃぐしゃ スマホの光で 顔色ばれそう 君の名前 呼ぶたび 少しだけ 呼吸がそろう [Pre-Chorus] ビル風にさらわれた 胸の奥のナイフまで ふざけんなって言いながら 近づきたくなる [Chorus] 照らされるだけの街角で くだらない日々も 飾りに変わる 落ちそうな声 拾ってくれ 笑えるくらい 眩しくして [Verse 2] 踏切のベルのあと 走り出すシルエット ポケットの奥 汗ばむ手のひら 今日だってすれ違い 明日だって曖昧 でもここで待つのが 妙に楽しい ビル影に残った コーヒーの匂い 夕方まぎれた タクシーのテール 君のことを 思えば 鼓動だけ 先走るから [Pre-Chorus] 曖昧さえも抱きしめて 痛いくらいの現在地 ほどけそうな心ごと 連れていってよ [Chorus] 照らされるだけの街角で くだらない日々も 飾りに変わる 落ちそうな声 拾ってくれ 笑えるくらい 眩しくして [Bridge] 言い訳ひとつ 積み上げては また崩して 笑ってる ここまで来たら もう知らんぷり 君と僕の街になる [Chorus – Final] 照らされるだけの街角で くだらない夜も 宝石になる 落ちそうな僕 抱きとめて 君のせいで 眩しくなる ------------------------------------------------------------ ## ライナーノーツ|くだらない日々 ## 同じ道を歩いて、同じ信号で止まって、 同じ街の音にまぎれて帰る夜。 そんな日々は、ただの繰り返しみたいで少し息苦しい。 でも、君と名前を呼び合った瞬間、 退屈な景色が全く違う表情を見せる。 踏切のベルも、タクシーのテールランプも、 昨日までただの背景だったものが、急に物語のワンシーンになる。 苛立ちや言い訳だって、君となら笑える。 胸の奥に引っかかっていたものさえ、君の隣ではふっと軽くなる。 気づけば、くだらないはずだった日々が、 ちょっと誇らしいくらい、色づいて見える。 この街も、この日常も、 君といるだけで宝石のように輝く。 「くだらない日々」は日常を嫌うためじゃなく、 それを愛しく思えるようになるまでのプロセスを描いた曲。 遠回りも、立ち止まりも、言い訳も、 全部含めて、今日が好きだと言えるように。