【Intro — Whisper / Piano echoes】 黒い雨が 心を濡らす 光の粒は 一つも届かない 「まだ落ちているのか?」 問いは闇に吸われ、返事はない 【Verse 1】 冷たい風も、重力も、 すでに感覚として失われていた。 ただ、私は墜ちている。 終わりなき奈落(naraku)の回廊を。 羽根は燃え尽き、指先は裂け、 叫びは声にならずに凍りつく。 その姿を誰も見ない、 この闇には、私しかいないから。 【Pre-Chorus】 何も掴めない。 掴んだと思ったものはすぐに砕け散り、 灰となり、また闇に溶ける。 夢も、愛も、記憶も。 全ては手の中で粉々になり、 ただ一つ——「だらくだけ」が残る。 【Chorus】 落ちろ、落ちろ、落ちろ、 底なき闇へ、終わりなき影へ。 光は拒絶され、時間は消滅し、 「ここ」が永遠の深淵になる。 声をあげても、誰も聞かない。 祈りを紡いでも、届かない。 私はただ、真っ黒な空洞に、 果てしなく落ち続ける。 【Verse 2】 上を見ても、天は無い。 下を見ても、地は無い。 左右に広がるのは、 無限に増殖する暗黒の壁。 耳鳴りのような鼓動、 途切れるような思考。 「ここから出たい」と願うたびに、 さらに深く、さらに遠くへ沈んでゆく。 【Bridge 1 — Echo of Latin Choir】 Tenebrae… aeternitas… Lux negata, vita fracta. 闇は永遠、光は拒絶され、命は砕かれる 【Pre-Chorus 2】 足は空を掴み、 手は何も持てず、 心だけが腐敗していく。 「死にたい」と呟いても、 この奈落は赦さない。 自ら幕を閉じる力すら、 ここでは禁じられている。 【Chorus 2】 落ちろ、落ちろ、落ちろ、 声を枯らし、名を失いながら。 血は凍り、思考は崩れ、 「私」という定義すら消えていく。 Cry in silence, fall in dark, これが救済だとでも言うのか? 違う——ただの罰。 永遠に続く墜落の夢。 【Verse 3】 ときおり、幻が見える。 かつて笑った誰かの顔。 かつて触れた温かな手。 だが、それらもすぐに腐り、崩れ、 黒い水となって頬を伝う。 「帰りたい」 「眠りたい」 「消えたい」 願いは三度唱えても、 応える声は無い。 【Bridge 2 — Whisper / Glitch FX】 永遠に届かない地平線。 永遠に見つからない救済。 「ならば私は、落ちること自体が存在だ」 そう言い聞かせて、 また暗黒の波へ身を投げる。 【Chorus 3 — Grand, Choir layered】 落ちろ、落ちろ、落ちろ、 尽きることのない夜へ。 底が無いことが地獄なら、 それが私の唯一の運命だ。 祈るな、抗うな、叫ぶな。 ここには耳も、眼も、心も無い。 ただ、漆黒の囁きが 「終わりは来ない」と告げ続ける。 【Final Verse】 かつての私がいた場所には、 今は誰も残っていない。 名も、記憶も、約束も、 すべてをここに投げ捨てた。 けれど、まだ墜ちている。 まだ続いている。 闇は優しくもなく、残酷でもなく、 ただ、永遠に「そこ」に在る。 【Final Chorus — Slow, Fading】 落ちろ、落ちろ、落ちろ、 無音の奈落に、終わりの無い夢に。 もしも「死」が安らぎなら、 ここは「死なぬ地獄」。 それでも私は、落ち続ける。 何も感じず、何も願わず。 永遠に底へ、永遠に虚へ。 奈落の中を、ただ落ち続ける。 【Outro — Whisper / Distant Pulse】 ……still falling. no bottom, no light, no end. 私は——まだ落ちている。