
白く冷たい龍は 歌を紡ぐのが 大好きだった けれど孤独の龍に 友達はいなかった 孤独の龍は 今日も一匹 誰かにもらった 紙とペンで 「私は一人」 そう呟き 歌詞を綴る 歌詞を綴るだけで 氷の龍は 歌えない 声を出せない その時現れたのは 一人の妖精 美しい声色で 龍の書いた 歌を歌う 白い吸血鬼の歌 月と星座の神秘な歌 赤い踊り子の罪の歌 どれも輝く… 龍は感動で 涙を流した 自分の歌が 形となり やっと物語に なったから… 「私と一緒に 世界に歌を 響かせてみないか?」 妖精のその一言が 氷の龍の 心を動かす 「私は 歌詞しか書けない でもあなたが 歌ってくれれば 一つの物語となり 完成する」 女神たちの壮絶な歌 天に昇る魂の歌 兎耳の姫の歌 すべて輝く… 白く冷たい 氷の龍は 声色の綺麗な 妖精と共に 新たな歌を 物語を紡ぐ

