[Intro] 遠くで鳴る 山手線 濡れたアスファルト 白い灯り 春の終わりの匂い [Verse 1] 駅ビルのガラスに映る ひとり分の待ち時間 意味もなく服を見ては 君の仕事終わりを待った 改札で見つけた顔に 少しだけ安心して 今日のこと話しながら 人混みを抜けていく ThinkParkのイルミネーション 冬の光が揺れていた 帰るはずの夜なのに まだ隣にいたかった [Pre-Chorus] ベンチ越し 触れた指先 終電だけが遠ざかる [Chorus] コンビニの袋 揺らして 笑いながら歩いた道 何でもない夜なのに どうしてこんなに綺麗だったんだろう 狭いベッド 重なる体温 名前を呼ぶ 眠そうな声 春になる前の街で 私たちは少しだけ恋だった [Verse 2] 東口へ引っ越したあと 君の生活が増えていく ラーメン屋の湯気の匂い 夜中二時のコンビニ ソファに投げた上着とか 買いすぎたお菓子とか 「お腹すいた」って笑って また外へ出る足音 食後のアイス片手に 眠そうに寄りかかって 明日なんて来なければと 少しだけ思ってた [Pre-Chorus] 昼前、帰りの山手線 急ぐふりで手を振った [Chorus] 東口の白い灯り 君の歩幅に合わせてた 当たり前になっていくほど 少しだけ怖くなってた 散らかった部屋の隅で 増えていく二人の跡 幸せってたぶんこういう 小さな生活のことだった [Bridge] 目黒川に浮かぶ春 花びらで埋まる水面 次の部屋は新橋だよって 君は未来の話をした 風の中 頷きながら 私だけ立ち止まってた [Final Chorus] 花びらの速度で 思い出になっていく ThinkParkの冬の光も 東口の夜も全部 新しい部屋の話をする 君の横顔を見ていた 綺麗だねって言ったあと 言葉だけが流れていく コンビニのアイスの味 抱きついた狭いベッド きっともう続きはないと 春の川だけ知っていた [Outro] 遠ざかる山手線 白い花びら 流れていく 春の終わりへ