水面に ひとひら 桜が落ちていく 風はもう 春の匂い 連れてくるのに 遠くで 電車の音 午後の光 歩いてく 花びらの道 指先に 触れた水が 少し冷たい 桜はもう 春なのに 水はまだ 春を知らない 花びらは ゆっくり 流れていく 世界は 少しずつ 春になる