
[Intro] ぽとり 思考のすきまに なにかが落ちた [Verse 1] コーヒーの湯気が ほどける瞬間 見慣れた机が 少しだけ歪んだ 探していたわけじゃない 呼んだ覚えもない なのに頭の奥で 小さな扉が鳴った 昨日までただの点だったものが 急に線になり 線だったものが 知らない星座になった [Pre-Chorus] アイデアはいつも 予定表を読まない まじめな顔した日常を 斜めから撃ち抜いてくる [Chorus] 降ってきた 降ってきた まだ名前もないひらめきが 不安定な形のまま わたしの中で光りだす 思いついたと思ったら もう次の場所へ走ってる アイデアは 答えじゃなくて 世界の角度を変える 小さな事故だ [Verse 2] 信号待ちの午後 電車の窓の反射 誰かの何気ない言葉 なくしたメモの余白 関係ないもの同士が 突然手をつないで ありえない顔をした未来が こちらを見て笑った 丸だと思っていたものが 裏返ると入口で 失敗だと思っていたものが 次の地図になった [Pre-Chorus] ひらめきはいつも 正解の服を着ていない へんてこな姿のまま 心の奥へ転がりこむ [Chorus] 降ってきた 降ってきた 予測不能な展開が まっすぐな道を外れて 知らない景色を連れてくる 思いついたその先で 思いつきがまた裏切る アイデアは 完成じゃなくて 迷子になるための 光るコンパスだ [Bridge] 最初は小さな違和感だった ただのノイズみたいだった でも耳を澄ませてみたら 未来の声が混ざっていた 考えるより先に 手が動いて 説明するより先に 胸が騒いで これは便利とか これは正しいとか そんな言葉より前で 何かがもう始まっていた [Last Chorus] 降ってきた 降ってきた わたしを追い越すひらめきが 予定された明日なんて 軽々しく飛び越えて 思いつきのはずなのに いつかの夢までつながっていく アイデアは 偶然じゃなくて まだ知らない自分から届く 秘密の合図だ [Outro] ぽとり 思考のすきまに また何かが落ちた 拾い上げたら それはたぶん 未来のはじまりだった

