眠れない夜に目を閉じたら あなたの声がそっと滲んで 触れられない距離のままでも 言えなかった言葉だけ残った 夢ならまだ素直でいられたね 閉じた気持ちがまた開いて 消えない面影を抱いて ひとり名前を呼んでいた ゆめの中のあなたは ふわり影だけ残して 名前を呼んだ瞬間に そっと胸がきゅうと疼いた とくん とくん 深く響いて ひらり ひらり 想いが揺れる ほどけそうなこの痛みさえ “まだ好きだよ” と告げている 淡い光に揺れる髪が 遠い優しさを思わせて 夢だとわかっているのに 離れられない記憶がある 叶わない恋だと気づいても 閉じたページがまためくれて 止められない心のまま あなたばかりを探してる ゆめの中のあなたは しんと夜をほどく声で 触れた気配だけでまた 心がそっと揺れてしまう ぱちん ぱちん 張りつめた糸が くるり くるり 未来を描く 叶わぬ恋と知りながらも “もう一度だけ” と求めてる 目が覚めても消えない すぅっと胸に沈む温度 呼んだ名前の残り香が じんわり夜を満たしていく とろん とろん 夢をなぞれば きらり きらり 瞳が光る さよなら言えなかった日々が “愛してたよ” とほどけていく また会えるなら夢でもいい その笑顔に触れたくて ゆめの中であなたを抱きしめたい