
[Intro - Raw acoustic guitar & Heavy foot stomps] ゴングの音が、頭の奥でずっと鳴り止まない ロープの向こう、赤く染まったキャンバス 俺たちはあの日、何を叫んでいたんだろう [Verse 1 - Low raspy vocal & slow rhythm] よろめく足元、焦点の合わない瞳 誰が見たって、勝ち目なんかないリング それでも立ち上がる背中に 俺たちは勝手な夢を重ねていた 「立て、行け、倒してこい」 安全な客席から投げつける、無責任な声援 [Verse 2] 負け犬が牙を剥く奇跡を 弱者が王者を刺す瞬間を ただ見たいだけの、判官びいき アンダードッグの熱狂に呑まれて あいつの命がすり減っていく音に 誰も耳を貸さなかった [Pre-Chorus - Bass swells, Guitars crying] 最後のゴングが鳴り響いたとき 真っ白に燃え尽きて、あいつは灰になった 歓声がピタリと止んで 残されたのは、ただの抜け殻 [Chorus - Emotional & Gritty explosion] あの熱狂は一体、何だったんだ! 拍手を送った俺たちの手は、血で汚れてないと言えるのか? 劇的な幕切れを貪り食って 涙を流して満足しただけじゃないのか! 灰になった男の静寂に どんな言葉も追いつかない [Bridge - Slow, mournful guitar solo] 華やかに飾られた祭壇 あの強いライバルの葬式には、何千人も群がったのに リングの隅のパイプ椅子 ひとり立ち尽くすあいつの頬を 冷たい涙が、ただ静かに伝っていた [Chorus - Desperate vocal] あの熱狂は一体、何だったんだ! 「感動をありがとう」なんて綺麗な言葉で片付けるな! 命を削るショーを消費して 明日には日常へ帰っていく俺たちを あの真っ白な灰が じっと見下ろして嗤っている [Outro - Acoustic guitar & distant ring bell] 空っぽの後楽園 転がった紙コップと、煙草の煙 ……ジョー、聞こえるか 俺たちは、お前を殺した共犯者だ (カン、カン、カン……消えていくゴング) [Fade out] [End]

