ルージュ

(Verse1) 薄く　紅を　引いた ゆらめく　口もとは 強く　切ない　想いを　こめて 来たる　夜に　そなえて　映えた 思い通りに　いかずとも 信じたゆえに　すがりつく それだけ　わたしは　弱いのです 流れに　まかせて 身を　焦がすでしょう (Verse2) 赤い　衣を　身にまとい 美しく　舞うように 焼けた　心を　隠しては 泣いて　鎮めて　いるのです あなたの　心を　てなづけて 転がしたいと　思うわよ でも　そうはさせては　頂けませんね きっと　あなたには　 あたしは強く　見えているのよね (chorus) 華ひらく　ひと夜の　恋よ 紅　宵闇 静かな　夜更け 赤い月　留まる　空に 紅引く　仕草　続けても あなた　降り向いては くれない　でしょう (Verse1) 深く　紅を　ひいた 側咲く　花たちは 清く　正しく　強さを　讃え 来たる　春に　そなえて　生える たとえ季節が　変わろうと 花びら閉じて　また芽吹く これだけ　あなたが　憎いのです 思いに　まかせて 身を　燃やすでしょう (Verse2) 赤い　思惑　身に隠し 美しく　刺すように 尖る　心を　見つけては 研いで　隠して　いるのです あなたの　心を　ふみつけて 連れ去りたいと　思うわよ でも　そうはさせては　頂けませんね きっと　あなたには　 あたしは　清く　見えているかしら (chorus) 華ひらく　ひと夜の　愛よ 紅　宵闇 煤けた　夜明け 赤い月　留まる　色に 紅引く　語り　つづけても あなた　うなずいては くれない　でしょう (bridge) 紅に　染まる　華たち わたしたち 夜とは　思えぬ　激しさよ 願っても　叶わぬ　恋の 行く先は 燃える　心の　行く先は いずこ (chorus) 華ひらく　ひと夜の　恋よ 紅　宵闇 静かな　夜更け 赤い月　留まる　空に 紅引く　仕草　つづけても あなた　降り向いては くれない　でしょう