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いただきます、さようなら

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V4.5+

[Verse 1] ねぇ、誰が僕を選んだの? ラップ越しの視線が刺さる 名前のないメニューの隅で いつかの夢が発酵してる スワイプみたいに並ぶ命 パッケージされた理想と嘘 「おいしい」の裏側に 君の知らない物語 [Pre-Chorus] 愛して、飽きて、捨てられる トレイの底に残ったまま "正解"の味にされて 僕は君の一部になる [Chorus] あの日の「いただきます」は呪文 誰かの声で始まったレシピ 選ばれるために、削がれたもの 気づかずに飲み込んだ孤独 冷めても、消えない感情が 舌の奥で疼いてる ねぇ、それでも君はまた 明日も誰かを食べるの? [Verse 2] 正義の味は日替わりで 今日のトレンドは「オーガニック」 心までは洗えないまま 僕の価値も旬で決まる ミキサーの中、砕かれた声 誰かの痛みをスパイスにして 美しく盛られたプレート それは、誰かのサクリファイス [Pre-Chorus] 飾って、撮って、いいねして 誰かの承認で咀嚼される 「もったいない」はどこに消えた? 満たされた腹が黙ってる [Chorus] あの日の「ごちそうさま」は別れ テーブルの上に置かれた罪 空腹よりも深い何かが 君の中で溶けてゆく 食べても埋まらない場所が 君にもあるんでしょう? ねぇ、それでも笑って 今日も誰かを食べるの? [Bridge] もしも、僕が君だったら この味に何を思うだろう 涙をスープに溶かしたら やさしさの味になるのかな [Last Chorus] 最後の「いただきます」は祈り 君の手で終わるレシピ 選ばれることを願いながら 消えていった声を、聞いて 冷めても消せない後味が 未来を揺らしている ねぇ、それでも君はまた 誰かを、君自身を 食べ続けるの?