
夜の隅で 揺れるランプ 触れない距離に あなたがいる グラス越しに 交わす視線 意味なんて なくてもいい 指先だけが 覚えている 温度だけが 嘘をつかない 近づくほど ほどけてく 名前もない この関係 ねえ 引き止めないで 優しさは いらないから 消えかけてる この夜ごと そっと 終わらせて 煙みたいに 流れてく あなたの声 輪郭も 確かだった はずのものが 少しずつ 遠くなる 残したまま 離れるのは ずるいって 知ってるでしょう ねえ 振り返らないで 綺麗なまま 壊したいの 曖昧なまま 残るより 全部 消したいの 言わなければ よかったのに 分かり合えた ふりなんて 最後だけ 優しくて それが 一番 痛い ねえ もう 遅いのね 触れた温度 消えないまま ほどけきらない この想いが 静かに 沈んでいく 灯りが落ちて 音も消える それでもまだ 夜は続く

