Song Cover Image

銃口の糸断たれ

車輪燃え、絶え間なく廻り、光の乙女はなお焦がれて。 その前に哀愁の男横たわり、定めの日は今訪れたり。 戦車を真っ直ぐに狙うも、縛魔の者の心は未だ報いを得ず。 舵の傍、引き裂かれた未来が広がり、砕けた玻璃に糸は囚わる。 緩衝されし一撃に哀は免れ、凡なる者は今、収められたり。 糸皺寄せ、答えは簡明、彼女は哀愁のこめかみに銃を据えたり。 [quiet bridge] 二羽や巣に 雪の前 群れ呼び ──糸断たれ [end quiet bridge] 銃声咆哮し、焦臭立ち上り、車室今や転覆せんとす。 渦巻く混沌、解かれし男、投げ出され回転し、心惑う。 乙女拘束され、なお藻掻き、戦車は意志に抗いて転がる。 刃激突、逸れし鋼軋み、銅色の血潮、男の頭を穿つ。 断たれし糸と哀愁は膨れ、今や我らに終焉の鐘。 憔悴の男の禍、プリズムの光の只中で、棘の乙女に貫かれり。