
細い路地のその先に 小さな店があるの 扉を開けたその夜に 君の音が流れてた 笑いながら吹くネイロに 店中まで弾みだす 知らない曲のはずなのに なぜか笑みがこぼれたわ グラスの中で揺れる灯り 心の奥を照らしてる 何気ないその仕草まで 目が離せなくなってたわ リッチな音が降ってくる 店のカウンター越しに メローな風をまといながら 夜を染めてゆく リッチな音が降ってくる グラスのコオリを揺らして スウィングするその君が 眩しく見えたの ドラムが跳ねる合図で みんなリズムに身をまかせ 金色のサックスだけが 夜を連れて歩いてた ソロになったその時は グラスを置く音も消え 君のスウィングのその先を 誰もが追いかけてた ゆっくりと流れる時間さえ 君のネイロに変わってく ずっとここで聴いていたいと そっと願っていたのよ リッチな音が降ってくる 店のカウンター越しに メローな風をまといながら 夜を染めてゆく リッチな音が降ってくる グラスのコオリを揺らして スウィングするその君が ゲンソウテキなのよ 高い音は天井へと 低い音は床をハウ その真ん中にいるだけで 舞台の主役みたいよ 誰かのためじゃなくても 心は震えてしまう 言葉にならないおもいが 音になってあふれてた リッチな音が降ってくる あの日と同じように メローな余韻を残しながら 心を満たしてゆく リッチな音が降ってくる 拍手の波に包まれて 楽しそうにカナでる姿 目に焼きついてるわ リッチな音が降ってくる 夜が明けるその前に さよならさえ忘れるほど 心奪われて リッチな音が降ってくる 君の笑顔とともに あのヨルのひとトキだけは ずっと忘れないわ

