
正直 自分のことは好きになれなくて 鏡越しの目を すぐ逸らしてしまう 嫌いなところはひとつずつ畳んで 押し入れの隅に そっと押し込んだ 見ないふり 聞こえないふり 上手くやってるつもりで でも夜になると きしむ扉 中からノックが響く 忘れたはずの声が 埃をかぶって立ち上がる 隠したはずの僕が また顔を出す 「ここにいるよ」って 静かに責める 逃げ続けるほど 追いかけてくる 嫌いなままじゃ 終われないと知ってる 自分が嫌いなぶんだけ 他の人はやけに眩しくて こんなに素敵なところばかりなのに どうしてそんな顔で俯くの 僕よりずっと才能があって 僕よりずっと優しくて なのにどうして 自分を信じないんだろう ねぇ その光に 気づいてないのは君だけだよ 僕よりずっと綺麗なのに なんでそんなに落ち込むの 抱えきれない宝物を どうしてしまい込むの 周りの誰か どうして それを教えてあげないんだろう そのままで十分だって どうして言ってあげないんだろう もしかして みんな同じなのかな 押し入れの隅に 小さな自分を隠して 誰かを羨みながら 自分を閉じ込めて 本当は気づいてほしくて 扉の内側で待ってる 隠してきた僕も 連れていこう 嫌いなままでも 抱えていこう 完璧じゃないことを 許せる日が来るまで 僕よりも素敵な君へ それでも伝えたいんだ その光は本物だよ ちゃんと見えてるよ 押し入れの隅で震えてる 僕にも 君にも ちゃんと居場所はあるんだ

