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僕ら

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V6

タイトル:僕ら 作詞:ふぁーねりあん / Fahnerianさん(@xepher113) #リリックガチャ [Verse 1] 何度も口のなかで転がした完璧な言葉 「僕らは」と切り出したその瞬間に みんなの呼吸がひとつに揃う気がした ひとつの正しさを、ただ信じようとしたんだ [Pre-Chorus] だけど「同じ痛みを分け合おう」と言ったとき 誰かの視線が、わずかに揺れたのを見た お前と同じ失い方じゃないと 静かな影が、それぞれの顔に落ちていく [Chorus] 「僕ら」という大きな傘を広げるたびに 零れ落ちていく「だれか」がそこにいた 傷の深さを競い合うような沈黙のなかで 僕らはただ、ともにあることをひどく悲しく思う ひとつになろうと叫ぶ声が 僕らのあいだに、見えない壁を立てていく [Verse 2] 夜が明けて、あの広場をもう一度歩いた 旗のあとも、肩を組んだ熱も、跡形なく乾いて そこに転がっているのは、それぞれの言い分を抱えた 数え切れないほどの、ただの他人だ [Pre-Chorus] 掲げたひとつの光が明るいほど その輪に入れなかった影の輪郭が かえって暗く、くっきりと浮き彫りになっていく 僕らの言葉は、ただの他人同士を照らす照明だった [Chorus] 「僕ら」という大きな傘を広げるたびに 零れ落ちていく「だれか」がそこにいた 傷の深さを競い合うような沈黙のなかで 僕らはただ、ともにあることをひどく悲しく思う ひとつになろうと叫ぶ声が 僕らのあいだに、見えない壁を立てていく [Bridge] すれ違いざま、冷めた眼差しが僕を射抜く 抗議でも謝罪でもない、その静かな眼光が 「お前の言う『僕ら』のなかに、私はいない」と 引き裂くように突きつけていた [Final Chorus] ひとつの名のもとに誰かを束ねようとした瞬間に 束ねられない孤独な一人ひとりを、僕が生み出していた 呼びかけないまま、ただ同じ夜の底で 静かに息をしていることの中にしか きっと本当の「僕ら」なんて、いなかったのに 握りしめた鍵は、どこへも繋がらないままで