
Intro - Instrumental [Verse 1] 軌道上から見下ろせば 国境線は描かれていない 色分けされた地図だけが 争う理由を覚えていた 値札を貼られた酸素まで 数字の列に並べられる 便利になった世界ほど 息継ぎだけが難しくなる [Pre-Chorus] 誰が中心か競うたび 銀河は少しも傾かない 拍手の届かない場所で 恒星は黙って燃えている [Chorus] 第三惑星の住民たちは 正しさを通貨に換えていく 勝者と敗者を塗り分けて 境界線だけ磨き続ける 宇宙は誰も裁かない 裁判官を作ったのは人だ 望遠鏡を遠くへ向けても 映るのは自分の輪郭だった [Verse 2] 昨日の常識は展示品 明日の非常識は広告になる 速く流れる情報ほど 立ち止まることを嫌っている 「自由」という看板の下で 同じ制服が売られている 選ぶための商品棚は 似た形ばかり増えていく [Bridge] 文明とは積み上げることか 削り落とすことなのか 高い塔を競うあいだに 足元の影だけ伸びていく [Last Chorus] 第三惑星の住民たちは 未来を口にしながら急いでいる 到着だけを目指す列で 出発の意味を忘れたまま 百億の星を知ったあとも 隣の声には耳を塞ぐ 宇宙は今日も静かなまま 問いだけを回し続けている

