
静寂が支配する 月光の庭 君は横たわる 透き通る結晶の中で 触れれば砕け散る 刹那の美しさ 僕はただ その蒼い瞳に 吸い込まれてゆく 「愛している」と 囁くたびに 吐息は白く 空を彷徨う 二度と戻らない 温もりを求めて 心は叫んでいる 震える指先で 凍りつく愛を この手で抱きしめて 溶かしてみせる 僕の全てを懸けて たとえこの身が 炎と氷に 引き裂かれたとしても 構わない 君の涙が 星に還るまで…… 残酷なまでに 純粋な孤独 閉ざされた記憶の扉を 叩き続けて 僕は狂おしく 情熱を注ぎ込む 君を縛る 冷淡な呪縛をとくために 命を削り 灯す火影は 暗闇を照らす 一筋の希望 「行かないで……」と 影が笑っても もう迷いはしない 七彩の輝きへ 燃え尽きる魂 温かな灰に変わり 君を覆う その冬を終わらせたいから 赤く激しい 祈りの旋律で 冷え切った鼓動を 呼び覚ます 愛しき人よ どうか目を開けて…… あぁ…… 溶け出す氷の雫 それは 僕が生きた証 君の体温が 戻るその時 僕は光の中へと 消えてゆくから 凍りつく愛を この手で繋ぎ止めて 溶かしてみせる 僕の全てを懸けて たとえこの身が 炎と氷に 引き裂かれたとしても 君の光が 明日を照らすのなら…… 僕の魂は 今…… 君の中で 七彩になる……


