
もし 世界の音が重なりすぎて あなたの光を蝕んでしまっても どうか 自分を責めないで そして世界を見回してみよう 音に苛まれている あなただからこそ 私達には見えないものが きっとそこにあるでしょう 風は 聞こえなくても やさしく頬を撫でる 月は 耳を澄まさなくても 静かに光を落とす 川は 声ではなく 水面のきらめきで歌い 稲穂は 黄金の波になって あなたの心を静かに揺らす 世界は 音だけで出来ていないから 光も 色も ぬくもりも すべてあなたに届く 苦しかったら 少し立ち止まって どうか振り返って そこにはあなたを 支えてくれる 七彩で満ち溢れている… そしてきっと どんな雑踏の中でも 迷わずに 聞き取れる あのやさしい囁きが 空を渡る 鳥の声のように そのとても小さな音が あなたの道しるべで ありますように… 静かで温かな場所で あなたの好きな音が また今日も やさしく鳴っていることを願って…

