Song Cover Image

君の部屋の明かりが消えるまで

+ Show full styles
V6

君の部屋の明かりが消えるまで 僕はいつもの場所で待っている もう帰る場所なんてないのに 君がいる場所だけは覚えてる 窓に映った僕の姿は 月明かりよりも薄くなって 君が眠るその横顔を 今夜も黙って見つめてる 「会いたい」なんて言えたなら どれだけ楽だったんだろう 死んでしまったこの身体じゃ 君を抱くことさえできない ねぇ 僕が幽霊になったこと 君は知らなくていいから ただ一度だけ振り返って 僕がいた場所を見てほしい 声にならない「好き」が 夜の底でまだ消えない 君の幸せを願うほど 僕だけが取り残されていく 君の隣に誰かがいて 楽しそうに笑っている その笑顔が好きだったはずなのに どうして涙が止まらない 嫉妬する資格なんてない 僕はもう君の何でもない それでも君の名前を聞くたび 胸の奥だけ生き返る あの日の約束を覚えてる? 「ずっと一緒にいよう」なんて 君にとっては些細な言葉でも 僕には最後の宝物だった もし幽霊になっても 君のそばにいていいですか 触れられない 話せない それでも君を愛してる もし君が僕を忘れても 僕だけは忘れられない 君が過ごす何気ない日々を 僕は永遠に見送るだけ 夜明けが近づくたび 僕の身体は透けていく もうすぐ君の前から 本当に消えてしまうらしい 怖いんだ 死ぬことじゃない 君の記憶から消えることが 何よりも怖いんだ 僕が愛した君も 僕を愛してくれた君も 全部夢だったみたいに 誰にも知られず消えてしまう だから最後に 一度だけ願わせて 夢の中でいい 幻でもいい 君の手を握らせて 「好きだった」じゃなくて 「好きだよ」と言わせて ねぇ もし朝が来ても 僕を探さないでください 君が僕を忘れて笑えるなら それが僕の最後の願い でももし 夜の帰り道 誰もいないのに風が吹いたら それはきっと僕だから 君のそばを通り過ぎるから 振り返らなくていい 僕を見つけなくていい ただ一瞬だけ 空を見上げてほしい 君が見ている月の向こうで 僕も同じ月を見てるから 君が誰かを愛して 僕のいない未来を歩いても 僕はずっとこの場所で 君の幸せだけを祈ってる そしていつか 君が僕の名前さえ忘れた頃 僕の声も 僕の顔も 僕との思い出も 全部消えてしまった頃―― それでも僕は 最後まで君を覚えてる。 幽霊になっても 死んでも 生まれ変わっても 僕の心だけは 君から離れられない。 だからお願い どうか幸せになって。 僕がいなくても 笑っていて。 それが一番悲しいけど―― それが僕が君を愛した 最後の証だから。