
Lyric : TSUNEKA 羽が静かに舞っていた 高く 高く どこまでも自由で 淡い朝焼けはどこまでも遠くて 蚊取り線香の匂いが そっと横を通り過ぎた 視線を落とした足元に リリオペが静かに揺れていた 紫色が木の下で まるで隠れているかのように なくしたものを数えながら 歩いていた 手元に残ったものを 大切に 抱き抱えたまま 心が深く沈んでも 君の声がわたしを見つける 羽はいつの間にか消えていた 遠く 遠く 行くべき場所まで 淡い朝焼けには追い付けなくて 通り過ぎた匂いだけ 鮮明に残っている 木陰に咲いた紫は 何も喋らずに立っていた リリオペであることを まるで誇っているかのように もう二度と戻らないとしても 覚えている 手元に残ったものも いつかは 離れていくとしても 全て終わらせたくなっても 君の声がわたしを支える 君がくれた夏が まだ鳴り止まない 君の声を聞きながら 朝焼けが広がるのを眺めた 生きていてよかったと いつか、思えるように

