
改札連打 靴音ラッシュ 信号点滅 三秒クラッシュ 秒針 心拍 微妙に不一致 朝の空気だけ妙に律儀 ワイパー往復 雨粒分解 傘打つノイズ 低気圧展開 誰かの生活 誰かの通話 全部が別々の周期で通過 呼吸の深度 歩幅の揺れ 無意識だけ正確に揺れる 整いすぎたリズムは窮屈 少しズレるくらいが心地いい 一定じゃない だから生きてる 感情は拍子通りに進まない 揺れて 揺れて 世界ごと拍動 君のテンポと重なる瞬間 ノイズだった毎日が 音楽みたいに回り出す ズレて ズレて それでも同期する 完璧じゃない波形のまま 心拍だけリンクして 今日を少し好きになれる 濡れたガードレール反射光 街路樹揺らす風の残響 終着間際 軋む振動 眠らない街の低音コード 自然体とか難しすぎて 演じるほど遠ざかって でも雨音に合わせた夜は 少しだけ呼吸が軽かった 君が笑うテンポの癖 言葉切る瞬間のブレス 全部ちゃんと違うのに なぜか耳だけ落ち着いてる 無理に合わせなくても 重なる時は重なる その偶然だけ信じたい 揺れて 揺れて 感情の拍動 君のリズムに触れた瞬間 散らばってた生活が ひとつの流れに変わっていく ズレて ズレて それでも離れない 綺麗じゃない波形のまま 不安定な心ほど 誰かと響き合える 一定速度じゃ 息が詰まるだろ 乱れてるくらいが ちゃんと人間だ 街も 感情も 呼吸も 全部揺れて進んでる tick tack rain noise heart beat sync sync 揺れて 揺れて 僕はここで鳴る 誰にも真似できない拍で 焦りも迷いも全部 リズムの中へ溶けていく ズレて ズレて それでも繋がる 君と僕の不完全同期 同じ速度じゃなくても 波長だけは重なってた 街の雑音 夜の鼓動 不規則なまま続く振動 ――やっと少し 自分のリズムが分かった気がした

